ナレーションとモノローグ|20枚シナリオの書き方事講座

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ナレーションとモノローグ

■ナレーションは、画面外の声のこと

その声を担当するのは登場人物の一人であってもいいし、ナレーターが担当しても構いません。
モノローグは登場人物の心の声のことです。
どちらも、安易に使用してしまいがちなので、回想法と共にシナリオスクールではなるべく使用しないようにアドバイスされることが多い技術です。
もっとも、実際にはナレーションが使われた映画やドラマは多数あります。初心者は、ナレーションやモノローグを使わなくても住む技術を身につけてから使って欲しいということですね。

ナレーション

■ナレーションは小説でいうところの地の文のこと。

ドラマでは、『朝の連続テレビ小説』シリーズや、橋田寿賀子さんの『渡る世間は鬼ばかり』シリーズ、倉本聰さんの『北の国から』でもお馴染みですね。
「太郎はこの時、もう二度と母が戻ってこないことを悟った」と書けば、その時太郎が何を考えているかすぐにわかりますね。
複雑な状況やいきさつ、感情などをはっきりと説明出来ます。そういう意味ではナレーションは大変便利なのです。



しかし便利だからと言って多用しても、登場人物の本当の意味での感情は伝わって来ません。
例えば、太郎という少年が、家を出て行ったきりの母はもう戻ってこないことを悟ったシーンを描くなら、ナレーションで言わせるよりも母の写真や母の衣服等、母にまつわる物をいっさいがっさいを燃やして、母と決別しようとしているシーンを描いたほうが太郎の気持ちがひしひしと伝わってきますね。
シナリオを書く時は、セリフやナレーションを書く前に常に映像で伝えられないかということを考えて書いて貰いたいと思います
作品の一つのスタイルとして、小説スタイルで展開させる場合もあるのですが、それは特例と言えるでしょう。



■モノローグ

モノローグは、独白とも言われます。心の声というわけ。
感情や心理を言葉にしてしまうのは、あまりに安易ですが、場合によっては端的にそれを観客に伝えることで良い効果を生むこともあります。
しかし、なるべくシナリオを書き始めた皆さんは、モノローグ抜きで物語を語れる十分な技術を先に身に付けて頂きたいと思います。

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